プロセス思考

【入門】
プロセス思考とは?

ミスが減る!ムダが無くなる!実行力が高まる!
プロセス思考は、人生のキラキラ時間を増やす一生役立つ知恵の集大成です。

 目次


プロセス思考とは

プロセスとは

  • プロセス」とは、 入力から出力までの一連の手続きのことです。
  • プロセスが、出力の品質や生産性を決定します。 ところが、プロセスは、人の記憶や習慣、システムの挙動などに埋もれていて、 その全容は、目に見えません。 つまり、プロセスは、大切なのに、見えません。

プロセス思考とは

  • プロセス思考とは、 成果を生み出す手順を、端から端まで隙間なく時系列に可視化することで、 ミスやムダを減らし、実行力を高める思考法です。
  • プロセス思考では、「プロセス」に着目します。

    • 結果だけでなく、結果の生み出し方(プロセス)に着目する
    • ゴールだけでなく、ゴールへの至り方(プロセス)に着目する
    • 人やシステムだけでなく、一連の作業の進め方(プロセス)に着目する
    • 業績だけでなく、働き方(プロセス)に着目する
    • 部門内の利益だけでなく、部門間を跨る仕事の連鎖(プロセス)に着目する

  • プロセス思考には、プロセスを可視化し、プロセスを改善し続ける ための考え方とツールが詰まっています。
  • プロセス思考を身に着けるということは、「習慣を改善する習慣」を身に着けるということです。
  • 業務改善の業務とはプロセスのことです。 働き方改革の働き方とはプロセスのことです。 DXで変革する対象は組織を横断するプロセス全体です。 改善や改革の本質は、プロセスに着目し、プロセスを改善し続けることです。
ゴールを埋め込んだ
プロセスを
いま改善し
いま実行する
  • 品質の良い製品を生み出す工場は、プロセスの隅々まで整理整頓されています。
  • 顧客要件に迅速に対応している会社は、ライン業務は勿論、スタフ部門の仕事にも淀みがありません。
  • 夢に向かって前進している人は、毎日の生活が朝から晩まで活き活きとしています。
  • 誰かの笑顔のために料理を手作りする時、段取りの全てが丁寧になります。
  • 良い成果のイメージが埋め込まれたプロセスが、 実際に良い成果を生み出すのです。

プロセス思考では無い考え方

  • プロセス思考では、「結果さえ良ければいい」とは考えません。 結果の生み出し方(プロセス)に着目しなければ、 偶然の結果の良し悪しに一喜一憂し続けることになってしまいます。
  • プロセス思考は、「結果はともあれ、過程を大事にしよう」という言い訳を意味しません。 結果に照らして考えねば、過程の良し悪しを考えることは出来ません。
  • プロセス思考は、「自分だけが良くなればいい」とは考えません。 一部分だけを最適化しても、プロセス全体での効果は殆ど得られず、 逆効果となることもあります。
  • プロセス思考では、「今のやり方のままでいい」とは考えません。 現状のプロセスに無批判に惰性で従っていては、変化に対応できず世界から取り残されてしまいます。
「プロセス思考」は、
業務改善や働き方改革を支える
コンパクトで分かりやすく
実績のある手法一式です


プロセス思考のメリット

ミスが減る!
手続きを端から端まで漏れなく可視化することで、問題の真の原因が見つかり、根本的な改善によって、ミスが減ります。

ムダが無くなる!
プロセス全体を俯瞰し、ゴールに照らして価値を生んでいない作業を見つけて省くことで、ムダが無くなります。

実行力が増す!
具体的な手順を可視化することで、自らが動くことも、他の人を動かすことも、グッと容易になります。 行動に迷いが無くなり、スピードが向上します。

組織がポジティブになる!
業務手順が共有されることで、犯人捜しよりも手順の改善に意識が向きます。
合言葉は「プロセスを憎んで、人を憎まず」です!

チームワークが高まる!
業務手順が共有されることで、助け合いや業務の引継ぎが効率化されます。
改革手法が共通言語化されることで、部門横断の改革プロジェクトの実施や管理が容易になります。

先手を打てる!
目に見える人・物・金・情報などの変化に一喜一憂するのではなく、 目に見える結果を生み出す前のプロセスを計測し改善することで、前もって結果をコントロールできます。

自信がつく!
他人や自分を責めるのでなく、自分の習慣(プロセス)を変えれば良いと思えれば、 周囲に振り回されず、自分で自分の人生を切り拓いて行けるようになります。

今日が幸せになる!
「いつかは幸せになれると信じて、今は苦しい努力を続ける」という考え方から、 「将来に繋がっている道(プロセス)を生きることで、今日が幸せになる」という考え方に変わります。

「プロセス」が見えれば
メリットが溢れてくる

プロセスが見えると、「目的」が明確になる

  • 誰の笑顔のための仕事なのかが明確になります
  • 誰の笑顔のためにも役立たない作業をやめられます
  • だから、ムダが無くなります。
  • だから、スピードが速まります。

プロセスが見えると、「原因」を突き止められる

  • 作業と作業の隙間にある原因を見つけられます
  • 作業が始まる前に隠れている原因に気付けます
  • だから、ミスが減ります。
  • 合言葉は「プロセスを憎んで、人を憎まず
    「誰が悪いのか」と犯人捜しをするのではなく、 「プロセスのどこを改善すれば良いのか」を考えるようになります
  • だから、組織がポジティブになります。

プロセスが見えると、「実行力」が高まる

  • 戦略やルールだけでなく、 「一連の手続き」を明確化することで、 具体的に動けるようになります。 変革を「絵に描いた餅」にせず、 組織をアジャイル(俊敏)に変えられるようになります。
  • 現状から目標までの 「一連のステップ」を明確化することで、 最初の一歩を踏み出せるようになります
  • だから、実行力が増します。
  • 誰でも実行できる標準プロセスを文書化することで、 属人性を排除できます
  • だから、チームワークが高まります。

  • 実は、「プロセス」という概念自体は、誰にでも馴染みあるものです。 仕事においては作業手順・製造工程・業務マニュアルといった言葉で、 暮らしにおいては習慣・ルーティン・レシピといった言葉で、 繰り返し触れています。 誰でも、プロセスのお手本を見たり、プロセスを改善したり、 プロセスを設計したりした経験はあるのです。 実はそれらが「プロセス思考」という共通の一つの思考法だったと気づくことで、 これまでの経験が全て結びつき、更には無限の応用力を手にすることができるのです。
  • 個々の人間の能力には、大きな差はありません。 みな素晴らしい潜在能力を持っています。 しかし、悪玉プロセスに従っていれば、その能力は殆ど発揮されません。 善玉プロセスに従っていれば、より効率よく能力を発揮できます。 善玉プロセスを自ら改善できれば、複利のようにどんどん能力を高めていけます。 プロセスを継続的に改善できる人・組織と、できない人・組織とでは、能力差は開く一方です。
  • プロセス思考を学べば、どのようなプロセスも 改善し続けられるようになります。 組織の人材・システム・データなどをプロセスに結び付けて一元的に捉え、 価値を生み出すプロセスを最適化できるようになります。


プロセス思考の学び方

基礎から応用まで
すべてがここに

基礎スキルを鍛える

  • ロジカルシンキング (人を動かす思考法)
  • プロジェクトマネジメント (有期の企画の成功を高める手法)
  • ファシリテーション (会議やワークショップを効率化する)
  • コーチング (改革人材を育成する)

プロセス思考を身に着ける

  • プロセス改善手法 (既存のプロセスを改善・管理する)
  • プロセス設計手法 (新規のプロセスを設計・開発する)

企業活動を最適化する

  • 組織運営 (改革組織体制の確立、プロセスオーナーのアサインとプロセスの標準化、 改革推進者による改革手法の展開、業革成熟度アセスメント)
  • 事業開発 (ビジョン策定、ビジネスモデル設計、 サービス設計、ビジネスプロセス設計)
法人様向けの、オンライン研修やワークショップ等の ご質問・お見積りのご依頼は
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◆ 著書『プロセス思考でビジネスが変わる』

『話題の本.com』 著者インタビュー に取り上げられました。
  • 本書は、【プロセス思考】の入門書です。
  • 個人でも始められるプロセス改善のエッセンスをまとめました。 具体例も豊富に記載してあります。
  • いまさら「プロセスって何?」とは聞けない、と感じている方も、 一歩一歩読み進めれば、確実に理解できるように、 本書は編まれています。
  • 発行:幻冬舎メディアコンサルティング
  • 発売:幻冬舎
  • ISBN978-4-344-92612-7
    「プロセス思考でビジネスが変わる」
    二〇二〇年一月一一日 第一刷発行 (弊社 創立一周年記念日)
  • 著者:𡈽方 雅之
Amazon 販売サイト 目次
  • 第一章 あなたの生産性はまだまだ上がる
  • 第二章 ミスが減る・ムダがなくなる・ヒトが動く
    業務改革に必要な「プロセス思考」とは
  • 第三章 仕事を見える化し、徹底的に改善
    「プロセス思考」7つのステップ
  • 第四章 ケースから学ぶ 実践「プロセス思考」
  • 第五章 「プロセス思考」の体得で生産性は上がり続ける
  • プロセス改善の重要性は十分理解しているが、 上司・同僚・部下の意識が合っていないので、改善が進まない、 という場合には、是非、周囲の方々に本書を勧めて下さい。
  • 「働き方改革」「ダイバーシティ経営」「女性活躍推進」 「デジタルトランスフォーメーション」「タイムマネジメント」 「デザイン思考」「マネジメント力強化」「AI・RPA導入」 などの活動推進で、いざ「実行」に移す段になると 「プロセス改善・プロセス改革が必要だ」とだけ言われて 途方に暮れているあなたにも、おススメです。
  • 「リーンシックスシグマ(LSS)」 「ビジネスプロセスマネジメント(BPM)」 「ビジネスアナリシス(BA)/エンタープライズアーキテクチャ(EA)」 など、高度なプロセス改善・管理・改革テーマに取り組みたい方も、 共通の副読本・入門編として、本書をご活用頂けます。


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